健全な自己否定
「自己肯定感」とかいう単語をよく聞く。
特に子育て本とかでよく見るが、はっきりいってこんなのいらない。
よくこんな意味のわからない言葉が流行ったものだと思う。
必要なのは、自己否定からの、解決のための行動である。
古い言い方だとPDCAサイクルが似ているかもしれない。
自分の取った行動に対して、正しく自己否定してあげるのだ。
ああすればもっと早く仕事が回った、とか、あの資料は別の表現をすればもっとわかりやすくなった、とか、部下にもっと違う感じで接すればモチベーションをあげられた、とか。
そして、もっと良くするためにはどうすれば良いか、解決策を考えて実行する。
自己肯定感が高く、自分は大丈夫とか満足している人はどこかで頭打ちになる。
少なくともエンジニアには向いていないと思う。
健全に自己否定してこそ、成長が望める。